ラジオ波を使った治療法とは
スポーツ選手やアスリートが普段のトレーニングで活用していることで有名な「ラジオ波」治療器です。 当院は最新の治療器を導入し、患者様の症状に合わせた治療を行っております。 ラジオ波とは医療分野で利用されている300kHz~6MHzの高周波のことを指します。 電波はその周波数から低周波・ラジオ波・超短波・極超短(マイクロ)波・赤外線・X線などにわけられます。
良く「赤外線で温かい」いう言葉を耳にしますが、ラジオ波は赤外線や遠赤外線よりも波長が長く、より深い部分まで電波が届くとされています。

筋肉の痛みの仕組み
筋肉痛など、筋肉が痛くなる理由は様々です。なかでも筋肉痛や慢性的な筋肉の痛みの仕組みをご説明しますご説明します。
- 乳酸蓄積(Lactic Acid Buildup): 運動中、特に高強度の運動を行う際、筋肉はエネルギーを供給するために糖分を分解し、乳酸が生成されます。乳酸は筋肉内に蓄積し、筋肉組織や周囲の組織に刺激を与え、痛みを引き起こす可能性があります。一般的に、運動の後、乳酸は徐々に排泄され、筋肉痛は軽減されます。
- 微小損傷(Microscopic Damage): 高強度の運動や新しい運動を始めた際、筋肉は微細な損傷を受けることがあります。これは、筋繊維の微小な断裂や炎症反応に関連しています。この微小損傷が痛みを引き起こす一因とされています。筋肉はこれらの損傷を修復し、強化するために新しい筋繊維を生成します。このプロセスが筋肉を成長させる一方、痛みを引き起こすことがあります。

ラジオ波で温めて治療します。
お風呂が気持ち良いのと同じようにラジオ波もまた体を温めることを目的にしています。違いは表面を温めるだけでなく、体の内部から熱を発生させる仕組みにより、体の深部から温めることで、また持続効果も長いことが特徴です。 2つの異なる電極間(電極とアース)で体を挟み、波長が長く、周波数が低い(0.3MHz~0.5MHz)特徴的なラジオ波を用いて、体内にジュール熱(摩擦熱)を発生させます。これによって表面でなく深部からの熱源を発生し、身体全体に温度を上昇させ、心地良い深部加温効果をもたらします。

筋肉の張りの緩和
触圧覚受容器への適度な刺激が、筋肉の緊張(張り)を低下させ効果があります。アスリートや運動後の「筋肉がほぐれる」状態を産み出す効果があります。
圧覚受容器とは、皮膚や身体の組織に存在する感覚受容体の一種で、体表面に加えられる圧力や触れる力を検知し、脳にその情報を送信する役割を果たしています。
筋肉や血管、軟部組織に軽い刺激を与えることで血流を増進させたり交感神経や副交感神経に刺激を与え、全体的に弛緩が進むとされています。
疝痛の改善
図でも示した通り、筋肉がこわばっている状態=反射性筋収縮を改善することで神経痛や筋肉痛などの痛みを軽減します。反射性筋収縮は、特定の刺激に対して身体が自動的に反応する反応で身体が危険な状況や急激な外部刺激から守られます。
熱いものを触った時にとっさに手を引っ込めるような反応が顕著ですが、身体の防衛反応であり、筋肉を過剰に使った場合や、関節や筋肉の損傷で筋肉周辺に異常な状態が発生した時などに筋肉が反射性筋収縮をします。その状態が長く続くと筋肉周辺に痛みが蓄積されていきます。
結合組織の粘着性の改善
関節や腱など結合組織を温めることで柔軟性を回復・改善することができます。異常状態にある関節の動きを元に戻すことができ、無駄な筋肉の動きを防ぎスムーズな稼働を可能にします。
血液やリンパの流れの改善
筋肉がほぐれ、温熱による血管の拡張などにより血液やリンパの流れが良くなります。
精神的なストレスの解消
お風呂にゆっくり入っているような感覚になります。筋肉の緊張が解消されることにより、精神的にもゆったりとした状態になります。交感神経の活動を低減させ、副交感神経の活動を活発にすることが可能です。

はままつ鍼灸整骨院のラジオ波治療
ラジオ波の高周波による温めは、深部から硬くなってしまった筋肉や筋膜を柔らかくします。心地よく筋緊張を和らげ、筋緊張により圧迫され悪くなっていた血液・リンパ流が正常になります。その後に整体やマッサージを行うことで、筋肉にたまっていた疲労物質を流すことができるので、施術後には驚くほど肩こりの症状が緩和されます。是非当院のラジオ波を体感してみてください!!

プロスポーツ選手にも利用されている治療法です。
プロサッカー選手やソチオリンピックフィギュアスケートの日本代表選手がラジオ波によるコンディショニングを行っている事で一躍有名になりました。


筋肉を温める効果
筋肉を温めることには、さまざまな効果があります。特に運動前に筋肉を温めることは、スポーツやフィットネスのパフォーマンスを向上させ、ケガのリスクを減少させるのに役立ちます。以下は、筋肉を温めることの主な効果です:
血流の増加:
筋肉を温めることは、血流を増加させます。血管が拡張し、酸素や栄養素を筋肉に効率的に供給します。これにより、筋肉のパフォーマンスが向上し、疲労が軽減されます。筋肉の伸縮性の向上:
筋肉を温めることで、筋繊維や腱が柔軟性を増し、関節の可動域が向上します。これにより、運動やストレッチの際に筋肉がより効果的に伸び縮みし、柔軟性が向上します。筋肉の収縮速度の向上:
筋肉が温かい状態では、筋肉収縮の速度が向上します。これは、スポーツや競技で必要な急速な動きに対応するのに役立ちます。ケガ予防:
筋肉を温めることは、ケガのリスクを減少させる助けとなります。冷たい筋肉は硬直し、怪我をしやすくなりますが、温かい筋肉は柔軟で運動に適しています。リラクセーションとストレス軽減:
筋肉を温めることは、リラクセーション効果をもたらし、ストレスを軽減するのに役立ちます。温かいバスや温熱パッドを使用することで、身体全体がリラックスしやすくなります。筋疲労の軽減:
筋肉を温めることは、運動後の筋疲労を軽減する助けになります。温かいシャワーやストレッチを行うことで、筋肉の疲れが緩和されます。運動前に筋肉を温める方法には、軽い有酸素運動(ウォームアップ)、ストレッチ、温水浴、温熱パッドの使用などが含まれます。適切なウォームアップと筋肉の温めを行うことで、体の準備が整い、スポーツやフィットネス活動をより効果的かつ安全に行うことができます。
ラジオ波療法のまとめ
ラジオ波療法(Radiofrequency Therapy)は、高周波電磁波を使用して、身体の深部組織に熱を送り込む医療技術です。これは主に以下のような目的で使用されます。