肌のトラブルでお悩みではありませんか?
肌の老化の原因には「自然老化」と「光老化」の2種類があるといわれています。
「自然老化」とは、加齢とともに起こる老化で誰にでも起こります。
「光老化」とは紫外線によって起こる老化です。
顔のシミやシワの約80%が光老化によるもの、といわれています。
一方で、ハリやツヤがなくなったり、肌のたるみが目立ってしまうのは自然老化による部分も多いと言われています。
美容鍼 ー肌の仕組み
肌は非常に複雑な器官であり、外部からの刺激や環境への対応、体の保護、感覚の受容など多くの役割を果たします。肌は三つの主要な層から構成されており、それぞれが異なる役割を担っています。

- 表皮
表皮は肌の最も外側の層で、最も外側に位置する角質層(Stratum Corneum)を含みます。角質層は死んだ角質細胞から成り、肌の表面を覆い、外部からの刺激や水分の蒸発を防ぎます。表皮にはメラノサイトと呼ばれる細胞が含まれ、メラニン色素を作り出し、肌の色を決定します。 - 真皮
真皮は表皮の下に位置し、血管、神経、腺、コラーゲン線維、弾力線維などが含まれています。コラーゲンは結合組織の強度と構造を提供し、エラスチンは組織の伸縮性を調整します。これにより、組織や臓器は形状を保ち、弾力性を維持し、栄養を供給し、温度調整を支援します。また、真皮には皮脂腺や汗腺も含まれており、肌の保湿と体温調節に関与します。 - 皮下組織
皮下組織は真皮の下に位置し、脂肪細胞から成り立っています。皮下組織は体温の調節やショック吸収、エネルギーの貯蔵などの役割を果たします。また、皮膚の滑らかさと形状に影響を与えます。
美容鍼 -コラーゲンとは
つやとハリがある肌を保つためにはし充分な水分と、それを保持する肌が大切です。
コラーゲンは線維芽細胞とヒアルロン酸を内包する組織で、皮膚の真皮層の約7割を占めており、水分を持つヒアルロン酸が失われないように留め、持続させる役割を担っています。
しかし、加齢やストレスなどにより十分に体内で組成されなくなると、肌の保水力が落ちたり、たるみの原因になってしまいます。
ヒアルロン酸とは
テレビなどでよく耳にする「ヒアルロン酸」ですが、その役割についてご説明します。
ヒアルロン酸の特性
- 保水力:
ヒアルロン酸は非常に水を保持する能力があり、自身の分子量の約1,000倍の水分を保持できます。この性質により、皮膚や結合組織に水分を供給し、保湿効果を提供します。 - 潤滑作用:
関節液中にも存在するヒアルロン酸は、関節の運動をスムーズにし、摩擦を軽減する役割を果たします。これにより、関節の健康と機能を支えます。 - 組織修復:
ヒアルロン酸は組織の修復や再生に寄与することがあり、傷や損傷した組織の修復プロセスに関与します。
体内にあるヒアルロン酸量は、20歳の時を100%とすると、30歳では65%、50歳で45%、60歳では25%とピーク時の1/4にまで減ってしまうといわれています。
美容鍼 コラーゲンやヒアルロン酸を生みだす線維芽細胞
真皮にある線維芽細胞は、結合組織中に存在する主要な細胞型の一つであり、多くの重要な役割を果たしています。
この細胞は結合組織の形成、修復、保護に関与し、以下の主要な機能を担っています:
- コラーゲンとエラスチンの合成
線維芽細胞は主にコラーゲンとエラスチンといった線維状のタンパク質を合成し、細胞の周りの繊維状の構造物を構築します。 - 傷の修復:
線維芽細胞は傷の修復プロセスに重要な役割を果たします。組織が損傷すると、線維芽細胞は傷の部位に移動し、新しい組織を形成します。これにより、傷口が閉じ、新しい組織が形成されて古い組織が置き換えられます。 - 組織の構築:
線維芽細胞は、結合組織の基本的な構成要素であるコラーゲン線維や線維性タンパク質を構築します。これにより、皮膚、軟骨、骨、靭帯、筋肉など、さまざまな組織が形成されます。 - 細胞周囲の修復:
線維芽細胞は、細胞外マトリックスを修復し、リモデリングする役割を果たします。これにより、組織が変化し、適切な構造を維持できます。 - 炎症反応:
線維芽細胞は炎症反応にも関与し、損傷部位の修復をサポートします。炎症が起きると、線維芽細胞は炎症部位に移動し、傷の修復プロセスを開始します。
東洋医学や鍼灸整骨院では、主にこの線維芽細胞に働きかけ、若く活力のある状態を保つことで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の組成能力を活性化し、肌の若返りに貢献します。人体には様々なツボがあり、確かな技術で刺激することにより、美容的な効果も期待できます。
美容鍼と肌トラブル
こんなお悩みありませんか?
- 周りから「老けたね」と言われた
- 鏡を見るたびにブルーになる
- 街で声をかけられたり、振り返られることが減った
- 今までも色々なスキンケアをやってきたけれど、年齢的にこの先が不安
- 若い頃に自己流のケアしかしなかったせいで、年々シワやシミが増えている
- 妊娠・出産を機に、シミやほうれい線ができた
- 仕事柄夜更かしが多く、肌荒れやむくみ、目の下のくまが気になる
- 頬のたるみや二重あごで顔が大きく見える
美容鍼でできる事
どんなに高い化粧品やパックを使っても、すぐにカサつく…。毎日毎晩あれもこれもお手入れするのは、面倒くさい…。エステだと勧誘がスゴかったり、効果の割には高かったりする…。美容整形で骨を削ったり、ボトックスを打ったりしてまで顔をいじるのはイヤ…。
そんな方にお勧めなのが、内側から自然な美しさを引き出す美容鍼です。本来体が持っている美肌・美顔の再生機能、それが不調や加齢によって衰えているのを回復させる治療です。お肌の表面をただ保湿して守るのではなく、真皮層まで刺激して肌質そのものを変えたり、筋肉を刺激してコリやたるみを解消したりしていきます。効果が高く、安全で、健康にも良い。だからこそ、美容鍼は世界中の女優やモデルたちからも愛されているのです。
美容鍼とはどういったものかご説明します。
美容鍼施術直後の変化
施術直後から以下のような効果が期待できます。
- たるみがプリッと引き上って小顔に
- お顔のコリや緊張がほぐれてふっくら自然に
- 腫れぼったいむくみが消えてシャープに
- 血色とうるおいが良くなる
- 目が大きくパッチリして目力UP
美容鍼施術直後、数時間後の変化
施術後数字関してから以下のような効果が期待できます。
- 化粧水がグングンお肌に染み込んで弾力UP
- お肌のキメが整いお化粧ノリも良くなる
- 自律神経の乱れが改善されて眠りが深く
美容鍼継続して施術した場合の変化
3回以上施術した場合以下のような効果が期待できます。
- お肌の調子が良くなりスッピンでもハリとツヤのある美肌に
- シワやほうれい線が回を重ねるごとにドンドン薄く
鍼と電気の併用で効果が持続します。
鍼とエステの最大の違いは、鍼ならお肌の真皮層を直接刺激できる為、美肌の製造工場である線維芽細胞を活性化させられることです。 さらに、当院の電気を流す美容鍼では、美容整形のフェイスリフト技術を応用し、特殊な電気で表情筋を動かします。その結果、リフトアップを始め、肌質の改善、保湿力のアップ、むくみの解消など、より高い効果がより長く続きやすいのです。
顔だけではなく効果が全身に及びます。
東洋医学では昔から「顔は体を映す鏡」「肌は内臓を映す鏡」と言われてきたように、顔やお肌と内臓・循環機能には密接な関係があります。 顔や首周りにある無数のツボを鍼で刺激することで、弱った内臓機能や滞った血流・リンパの流れを良くし、肩こりや頭痛、便秘などの不調を改善していきます。
施術中・施術後、深いリラックス効果が期待できます。
ストレスの多い現代社会では、常に交感神経が優位になり、心も体も緊張している状態が続きやすくなっています。 当院では、完全個室の落ち着いた空間、適度な明るさの調整、そして何より鍼と電気の相乗効果により、副交感神経を優位にして、深いリラックス状態へと心も体もいざないます。
美容鍼 実際の施術風景とその効果
美容鍼に基づく考え自体は、新しいものではありません。 顔の中には、小顔やシワ取りの効果が期待できる手技自体は古くから存在していました。 では、何故最近になってよく取り上げられるようになったのでしょうか。 その理由の一つに、業者にとって、初期投資も少なく簡単に始めることができるというものが挙げられます。 反面、しっかりした技術を持たずに美容鍼の広告だけで運営するところも増えてきているようです。 しっかりした効果を出すためには、きれいな広告や、オシャレな雰囲気などではなく、しっかりした技術を持つ鍼灸師を探すことから始める必要があります。 |
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鍼灸治療で目標の結果を導き出すためには、とても正確な技術が必要です。 わずか数ミリ、刺激する部位を間違えるだけで、効果が全くない事も多くあります。 安室奈美恵さんのように、最高の施術を受けることができれば問題はありませんが、美容鍼といえど、技術と実績のしっかりとしたところにお願いするのが良いでしょう。 また、一時的な効果は確かにありますが、本当の目標を達成するためには継続的な施術が必要です。 アンチエイジングを行う上で、一番効果が出ない理由は「途中であきらめてしまう」からです。 長期的なスケジュールを立て、着実に目標達成できるように一緒に頑張りましょう。